2012/12/29 23:35:46
いろんな団体の演奏を拝聴していて、「おしい!」と思うときがあります。
演奏自体は、すごく緻密に作り上げてきているのに、なんだかピンと来ない、つまらない、感動しない。
どうも細部にこだわりすぎている。
まるで、豪華な装飾品を所せましと並べたように、一つ一つ目を見張る出来なのですが、全体を眺めたときに、「スゴかったよね!」しか感想がありません。
主張がなく、ストーリーもないのです。
このように、フレーズや曲の流れを感じられないと、曲は本来の価値を発揮しません。
パズルのピースのように、一曲を作る大事な要素なのです。
たいていの曲は、同じフレーズが繰り返されます、また少し形を変えてフレーズが各所に散りばめられている・・・という構造になっています。
なので、何か特殊な狙いがあるのでなければ、ひとつの曲を「一フレーズ」ごとにバラバラに独立させるような吹き方はあまり感心しません。
詩や物語の朗読でも同じことが言えます。
例をあげて説明しましょう。
たとえば
むかしむかしあるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
という文を朗読したとします。
これをバラバラに読んでしまうとどうなるでしょう?
むかし。 むかし。 あるところに。 おじいさん。 とおばあさん。 が住んでいました。
どうでしょうか?
意味内容を無視してブツ切りで読んでしまうと、聞き手は素直に物語の世界へ入っていくことはできないでしょう。
フレーズだって同じです。
ただ、誤解してほしくないのは、すべての音符と音符をつなげてスラーで吹けと言っているのではないということです。
例えば音符の間に休符があっても、音符がスタッカートなどの打ち込みであっても
できるだけ長くフレーズのかたまりを意識しなければなりません。
音量であり音色をであり、発音で、フレーズのかたまりを表現するということです。
たとえば
むかしむかしあるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
と「に」の音だけ周りと違う音量やトーン(音色)で吹いたらどうでしょうか?
たとえ音がつながっていたとしても、見事にそこでフレーズが途切れて聞こえることでしょう。
そこまで極端な吹き方は少ないでしょうが、たとえばフレーズの一部分を理由もなく強調して吹くようなケースもあります。
むかしむかしあるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
これでは、フレーズを意識できませんね。
何より不自然に感じると思います。
休符があっても、非常に短い音符の打ち込みであっても、フレーズを意識して吹いてみましょう。
それだけで、なめらかで自然な吹き方になっていきます。さらにフレーズを意識することで、オーケストラのように美しく格調高い演奏ができます。
あなたの楽器の表現力もぐっと上がることでしょう。
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2012/12/03 20:31:53
迫力のある演奏をするには、どうすればよいのでしょうか?

勘違いしてはいけないのが、迫力のある演奏イコール大人数での演奏ではないという事です。
いくら音を重ねても、ある一定のレベル以上の音量にはならないでしょう。
必要なのは、基礎練習に裏付けされた正しい奏法と、ほんの少しのテクニックです。
まず、全員の発音の形状と、音の出るタイミングを合わせましょう。
このとき注意すべきなのは、可能な限りハッキリとした発音を心がける事です。
次にピッチ、ハーモニーを厳密に合わせましょう。
二部音符以上の長い音符を中心にバチッと合わせていきましょう。
次に、音をしっかりと張ることです!
途中で息が足りなくなり、音が萎えてきたり、ピッチが下がって来ないように注意しましょう。
あとは、テクニックです。
いわいる決める音符は、固めに吹いて見ましょう。
パーカッションを積極的に戦略的に活用するのも面白いでしょう。
ホールの隅々まで届く音を
勘違いしてはいけないのが、迫力のある演奏イコール大人数での演奏ではないという事です。
いくら音を重ねても、ある一定のレベル以上の音量にはならないでしょう。
必要なのは、基礎練習に裏付けされた正しい奏法と、ほんの少しのテクニックです。
まず、全員の発音の形状と、音の出るタイミングを合わせましょう。
このとき注意すべきなのは、可能な限りハッキリとした発音を心がける事です。
次にピッチ、ハーモニーを厳密に合わせましょう。
二部音符以上の長い音符を中心にバチッと合わせていきましょう。
次に、音をしっかりと張ることです!
途中で息が足りなくなり、音が萎えてきたり、ピッチが下がって来ないように注意しましょう。
あとは、テクニックです。
いわいる決める音符は、固めに吹いて見ましょう。
パーカッションを積極的に戦略的に活用するのも面白いでしょう。
ホールの隅々まで届く音を