2016/01/10 13:04:25
III ある英雄の記憶 ~「虹の国と氷の国」より 西村 友 2016年度課題曲
金管の腕に自信があるバンドは、この曲で勝負するのもいいだろう。トランペットの華々しいファンファーレから低音の黒光りする重厚サウンドに移行する。 痺れるような、かっこいい演奏にしたいなら、バンドの音色を鍛えよう。 荘厳で倍音だらけの分厚いサウンドが必要だ。
ごちゃごちゃしてるなと思ったら、自分たちの演奏を構造的に聴くこと。メロディー、伴奏、対旋律などどこかのパートに問題がある。あるいはお互いのパート同士が噛み合っていないはずだ。以下のことに気をつけよう。
- アクセント、音形、ピッチ、ハーモニーのニュアンスを統一するために繰り返し歌ってみよう。
- こういう曲こそシビアに縦の線を合わせること。細かくテンポを刻もう。 アーティキュレーションを正確に、マルカートを効かせよう。
- 「パン、パン、パン」と一つ一つの音は切れていても必ずフレーズなるものが存在する。
- フレーズの最後に向けて萎えていかないよう注意しよう。
- 決めるポイントは、まるで音を一つ一つ置いていくように固く吹くこと。
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