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2017年度 全日本吹奏楽コンクール課題曲 II マーチ・シャイニング・ロード
「定番のさわやかマーチ」を短期間にどうまとめるかが、指導者の腕の見せ所。
音色とアーティキュレーションに気をつけてぜい肉を落とし、決めどころのハーモニーをカチリとハマるよう調整すれば及第点だろう。
休符や、つながっていない音符(スラー、テヌートが付いていない)をする―しないように。
全体のバランスに気をつけながらではあるが、いかに上記の項目を徹底できるかが勝利の分かれ目。
例えばスタッカートのそろい方一つでバンドの大体のレベルがわかる。バンドの実力ってそういうう細かいところに出る。日ごろの発音のピッチの甘さはどうしたって同じようなところに出てくる。しっかりと基礎練習すること。一人一人の日々の積み重ねが「人数×個人の練習時間」時間分の差となりとんでもない技術力の差になる。
後はがんじがらめに規制することで、音楽が消極的になり、響きの薄い音楽にならないよう。
音楽的魅力を感じない場合、まとまりが少ないと感じたときは、声を出して歌うおう。
アーフタクトの段階からフレーズをどっぷり感じよう。

メリハリをつけたければダイナミクスとアクセントに敏感になろう。
そのまま流れてしまうから、平凡な演奏になってしまう。

シンプルと言えばそれまでだが、低めのハードルを提示していかにそのハードルを越えてくるか見守る教科書的な課題曲といえよう。
この曲に超絶技巧を披露するスタープレイヤーはあまり必要ない。どちらかというと全体のブレンド力、音色の質の高さが求められる。
ゆったりとした太い温かい息で響きを出そう。
どんなバンドでも美しい楽曲に仕上げることは可能なのだ。

マーチなので重くならないように鼻歌のように軽やかに歌ってみよう。
コツは裏拍は鋭く表拍を意識してといったビート感の基本を体で感じること。足をふみ、数えるようなビート感ではだめ。

ビート感の要はもちろん低音楽器とパーカッション。他の楽器もこれらのビートセクションを良く聴くこと。スタープレイヤーも超絶技巧も必要ない。一人では絶対に出せないユニオンの美しいハーモニーを楽しもう。

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HN:
鈴幕府
性別:
非公開
趣味:
吹奏楽、オーケストラ
自己紹介:
楽器歴はトランペット、ユーフォ、ファゴット、オーボエ、アルトサックス。
オーケストラ、心理学、芸術などの要素を取り入れ、新しく本格的な音楽を作る。また、チームワークを大事に一人一人がもっと輝く、情熱を傾ける、感動するための音楽を目指す。吹奏楽の楽しさを伝えます。
2013/01/20 13:08:15