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奏者とは、表現者だ。

表現をしようと思えば、まず膨大な量の音楽を吸収しなければならない。

このプロセスは、幼児の言語学習に似ている。

聞いた音の蓄積から、自分の言語空間や、音楽性を形作っていくのだ。

良い演奏に触れて、考え、自分なりに咀嚼して表現する。


このサイクルを続けることだ。

何も考えず、ただ適当な音源を聴いているだけでは、このサイクルは生まれない。

これは、自分の音楽を最高の音楽にチューニングしていく壮大な作業なのだ。


あなたを感動させる演奏、心に響く演奏は、何かしら強いメッセージがある。

感銘を受けた演奏について自分なりの言葉、演奏で発信してみよう。


感動の言語化と、共有作業は、奏者の音楽力を飛躍的に高める。

まさにそこには実際に自分たちが体験、目撃した、生々しい生きた音楽があるからだ。

それらをアウトプット、共有、フィードバックする作業は、まさに音楽筋をダイレクトに養う、血肉となる。



もちろんそれには柔軟かつ確かな技術が必要だ。


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▼つづきはこちら




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普通の演奏から、さらに一歩進んだ演奏をするにはどうすればよいのでしょうか?



それは、演奏者全員が、どこまで細かい所まで自分たちの問題点を発見し、意識して変えていくことができるかにかかっています。



音楽を作るのは、何も指揮者だけではないのです。



プロでない団体ならなおさら、一人の耳より、大勢の耳で音楽を作っていく意識を持ちましょう。



よい環境は、よい音楽が生まれます。

例をあげれば大阪桐蔭高等学校の吹奏楽に関する環境整備は目を見張るものがある。

練習場所などの施設もさることながら、パート練習の充実ぶりや、ソルフェージュや楽典をおろそかにしないその熱意はたいへんなものがあります。

やはり強豪校は環境が整っています。

偶然にして、名演が生まれることはありません。



必ず上手いバンドには理由があるのです。



どれだけ、地味な基礎練習を続け、じっくり音作りをしたか。



一つでも多くの問題点を発見し、改善できたか。



どれだけ、本番を意識した練習ができたのか?



その結果が演奏に出るのです。







では、具体的にはどんな所を気をつければよいのでしょうか?









①音の処理も気をつけろ!

出だしがそろわない原因も、音の処理にあったりする。



音の出だし(アインザッツ)は、ほぼ全てのバンドが気をつける。

しかし、処理をしっかり意識するバンドは…?



そもそも、音の処理のタイミングが合わないと、高確率で、音の出だしのタイミングが合いません。

息のスピードも違い、音色も合いにくいことが考えられます。





②ダイナミックス(音量の変化)に敏感になろう。



音量の幅は表現力の幅、そして、バンドの実力のバロメーター!

ただし、音量を上げるに従って、音色が開いて汚い音にならないよう注意!

目指すは透き通ったフォルテシモ!

響きがパンパンに詰まった音の壁をイメージしましょう。



③自分が今、何を吹いているのかを意識。

自分はここでどう吹くべきなのか?常に考えましょう。

メロディーを塗りつぶす伴奏、

音楽の流れをぶった切るシンバルの一撃…

そんな場違いの音ではいい音楽はできません。



④意識は楽譜より前に、音の到達点のイメージはさらに前に

がなるのではなく響かせろ!

そっちの方が、音が遠くまで聞こえたりします。

近鳴り、そばなりではなく体を使って分厚い音を!



⑤とりあえず歌おう。

このフレーズどう歌おう?

そんな時は自分の声でシュミレーション。

声は自分が生まれてから今までずっと使ってきた楽器です。

ある程度思いのままに扱えるはずです。



また、歌の合奏をしてもいいでしょう。

ソルフィージュをやってみたり、曲のニュアンスをつかんでみたり

するのもいいですね!

人間の本性の最も奥深い深淵を再現すること

リヒャルト・ワーグナー


小説『ベートーヴェン詣り』に於いて、新しいオーケストラの役割について語った。




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HN:
鈴幕府
性別:
非公開
趣味:
吹奏楽、オーケストラ
自己紹介:
楽器歴はトランペット、ユーフォ、ファゴット、オーボエ、アルトサックス。
オーケストラ、心理学、芸術などの要素を取り入れ、新しく本格的な音楽を作る。また、チームワークを大事に一人一人がもっと輝く、情熱を傾ける、感動するための音楽を目指す。吹奏楽の楽しさを伝えます。
2013/01/20 13:08:15