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アーティキュレーション(articulation)とは、音楽の演奏技法において、スラー、スタッカート、アクセントなどの記号やそれによる表現のことを指すことです。

このアーティキュレーションの付けかたによって音のつながりに異なる意味を与え、異なる表現をすることができる。




合奏や、パート練習で、「なんだか縦の線が合わず、ゴチャゴチャして合っていない!」と感じた時は、この「アーティキレーション」を統一してみましょう。

アーティキュレーションの付けかたが個人によってバラバラになっています。




「スラー」は難しい表現です。
単純な奏法ですが、跳躍の音をスラーでつないだり
音ムラなく美しいスラーが吹けるようにするには
たくさんの息を使いますし、コントロールも必要になってきます。

スラーは始まりの音をハッキリと発音しましょう。
フレーズの最初がハッキリしないと、弱々しい印象を
与え、スラーのフレーズ全体が埋もれがちな印象を与えます。
また、他のアーティキレーションの音と区別がつきにくくなります。



「テヌート」は楽器の基本的な吹き方です。
カマボコ状に音をダーと伸ばす。音を張り続ける、保ち続ける。

クラッシックの曲の伴奏などは、美しいテヌート無しには成り立ちません。



「スタッカート」は音形を意識しましょう。
音の形がうまく作れないという場合、響きの少ない「ペッ」「テッ」スタッカートになってしまう場合は、発音に問題があります。

音の最初からキチンと響きが作れていないので、短い音符になると楽器が鳴る前に音が終わってしまうのです。




アーティキレーションは基礎練習に取り入れることができます。


スケールや、音階練習にも応用できますし、速いパッセージ、難しいパッセージの練習のときにアーティキレーションを変えて練習する事も出来るでしょう!





アーティキレーションは音楽を表現する大事なポイントです。
それぞれの吹き方をマスターし、洗練されたフレーズにしましょう!

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速いパッセージの指回しの練習を、いきなり速いテンポで
始める人がいますが、それは間違いです。

何故かと言うと、速いテンポで吹くことで間違えたり、つっかえたりすると
無意識のうちに、そのしくじった指の動きが、頭にインプットされます。

速いパッセージを練習しているのに、どんどん間違った指の動きだけを
インプットする事になってしまいます。

そのような練習では、正しい指の動きが身につくまでに多大な時間と
労力を使ってしまいます。
中にはそのまま間違った指の動きが身についてしまう事もあります。

自分がどのような音で、どのようにフレーズを吹いているか
確認できる速さから練習をしましょう。

音程(ピッチ)、音量、、リズム、アーティキレーション、フレージングが100%完璧の演奏をしてみて下さい。
ただし、テンポはどこまで落としても構いません。

曲がとまりそうな程ゆっくりから練習しても構いません。
ただし、可能な限り丁寧、緻密に吹いてみましょう。

このように、丁寧に、楽譜をよく見て練習するクセをつけていると
だんだん耳の方も鍛えられてきます。

テンポが早いと吹けるのに、ゆっくりになると何だか上手く吹けない
という人がいるかもしれません。
そういう人は、もしかしたら何となくのノリで吹くクセが付いているのかも
しれません。
確かにテンポをあげると、勢いで吹けてるように聞こえるかも
しれません!

しかし、本当に吹けている人と聞き比べると、フレーズの聞こえ方が
雲泥の差です。
ちなみに金管楽器の人で長い音、高い音をひたすら伸ばすような箇所などは
かなりハードな練習となりますが、曲を丁寧に吹くための練習と考えてください。

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HN:
鈴幕府
性別:
非公開
趣味:
吹奏楽、オーケストラ
自己紹介:
楽器歴はトランペット、ユーフォ、ファゴット、オーボエ、アルトサックス。
オーケストラ、心理学、芸術などの要素を取り入れ、新しく本格的な音楽を作る。また、チームワークを大事に一人一人がもっと輝く、情熱を傾ける、感動するための音楽を目指す。吹奏楽の楽しさを伝えます。
2013/01/20 13:08:15