2006/07/08 04:13:29
柔らかい音で吹き、音色の幅を広げましょう。
では反対に、「硬い音」とはどんな音でしょうか?
実は、「硬い音」は誰でも出すことができます。
体に力を入れて楽器を吹くと、硬い音が出ます。
以前も触れましたが、まず力を入れて硬くなった体が
楽器の振動を止めてしまい、楽器の響きが消えます。
そして、その鳴ってない音をカバーしようと無意識のうちに
無理やり力や息のスピードで、音量をあげて吹いてしまうからです。
響きが無く、音量だけのサウンドなので
耳につき、時々うるさいと感じ、また他の楽器とも合いにくい音です。
まず柔らかい音を出すには
①体の力を抜く事。
次に、言ってしまえばこれがほとんど全てですが
柔らかい音を出すには、単純に
②息のスピードを弱める事です。
息のスピードを弱めると、誰でも音は柔らかくなります。
ただ、その時輪郭のはっきりしない、モヤ-とした発音にならないよう
注意してください。
あくまでも楽器は十分息が入ってる事が前提です。
しかし、硬い音、柔らかい音というのは
あくまでも使い分けなければいけません。
曲の中でずっと一定の音というのは、あまり感心しません。
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では反対に、「硬い音」とはどんな音でしょうか?
実は、「硬い音」は誰でも出すことができます。
体に力を入れて楽器を吹くと、硬い音が出ます。
以前も触れましたが、まず力を入れて硬くなった体が
楽器の振動を止めてしまい、楽器の響きが消えます。
そして、その鳴ってない音をカバーしようと無意識のうちに
無理やり力や息のスピードで、音量をあげて吹いてしまうからです。
響きが無く、音量だけのサウンドなので
耳につき、時々うるさいと感じ、また他の楽器とも合いにくい音です。
まず柔らかい音を出すには
①体の力を抜く事。
次に、言ってしまえばこれがほとんど全てですが
柔らかい音を出すには、単純に
②息のスピードを弱める事です。
息のスピードを弱めると、誰でも音は柔らかくなります。
ただ、その時輪郭のはっきりしない、モヤ-とした発音にならないよう
注意してください。
あくまでも楽器は十分息が入ってる事が前提です。
しかし、硬い音、柔らかい音というのは
あくまでも使い分けなければいけません。
曲の中でずっと一定の音というのは、あまり感心しません。
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2006/07/08 01:24:04
響きがパンパンに詰まっているような丸い音、美しくホールの端まで届く太い音・・・
太くて丸い音は、それだけで安定感が出ます。
ピアニッシモの場面でも、フォルテの場面でも美しい響きを保つことができます。
さらに、丸い音は倍音が豊かであるため、ピッチも合いやすく、周りの音とよくブレンドするなど、非常にアンサンブルがしやすくなる音です。
それでは、どうすれば丸くて太い音がでるのでしょうか?
丸くて太い音を出すには、丸くて太い息を出さなければいけません。
①口の形(アンブッシュア、舌の位置、喉の開き)を「イ」から「ア」「オ」にする。
②息の通り道を開ける。喉、口の中など、体の中に空洞を作るイメージ。
そうすると吹きにくい、という場合は舌の付け根の高さを上げる。
③息をたっぷり使う事。
丸い音を出すには、大量の息が必要になります。
丸い音を出すためには、楽器のすみずみまで息を通す必要があります。
楽器全体から響きが生まれるような状態でなければならないのです。
④木管はアンブッシュアを可能な限り緩める、リードを極力噛まない。
⑤体の重心を下にとり、息の吐く方向を下に。
⑥音の到達地点を遠くにイメージを持って。
⑦力を抜いて、体全体を使って響きを作る。
⑧発音を、最初からはっきり、太めに。楽器が後鳴りしないように。
※「後鳴り」とは、息を吹き込んでから楽器が響くまで時間がかかる現象のことです。
お腹の支えやハッキリとした発音(アクセントがついてしまわないように注意)をこころがけましょう。
これらのことに気をつけてロングトーンしてください。
もちろん今までの、支え、腹式呼吸、ブレスも忘れずに意識しましょう。
お手本となる良い演奏があります。
ハンガリー狂詩曲第2番「宝塚市立宝梅中学校吹奏楽部」
1987年吹奏楽コンクール全国大会金賞
冒頭のやわらかい金管低音と木管の響きの厚さがとても素晴らしいです。
中学生とはとても思えない、大人びた演奏。
今でも十分に通用します。
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太くて丸い音は、それだけで安定感が出ます。
ピアニッシモの場面でも、フォルテの場面でも美しい響きを保つことができます。
さらに、丸い音は倍音が豊かであるため、ピッチも合いやすく、周りの音とよくブレンドするなど、非常にアンサンブルがしやすくなる音です。
それでは、どうすれば丸くて太い音がでるのでしょうか?
丸くて太い音を出すには、丸くて太い息を出さなければいけません。
①口の形(アンブッシュア、舌の位置、喉の開き)を「イ」から「ア」「オ」にする。
②息の通り道を開ける。喉、口の中など、体の中に空洞を作るイメージ。
そうすると吹きにくい、という場合は舌の付け根の高さを上げる。
③息をたっぷり使う事。
丸い音を出すには、大量の息が必要になります。
丸い音を出すためには、楽器のすみずみまで息を通す必要があります。
楽器全体から響きが生まれるような状態でなければならないのです。
④木管はアンブッシュアを可能な限り緩める、リードを極力噛まない。
⑤体の重心を下にとり、息の吐く方向を下に。
⑥音の到達地点を遠くにイメージを持って。
⑦力を抜いて、体全体を使って響きを作る。
⑧発音を、最初からはっきり、太めに。楽器が後鳴りしないように。
※「後鳴り」とは、息を吹き込んでから楽器が響くまで時間がかかる現象のことです。
お腹の支えやハッキリとした発音(アクセントがついてしまわないように注意)をこころがけましょう。
これらのことに気をつけてロングトーンしてください。
もちろん今までの、支え、腹式呼吸、ブレスも忘れずに意識しましょう。
お手本となる良い演奏があります。
ハンガリー狂詩曲第2番「宝塚市立宝梅中学校吹奏楽部」
1987年吹奏楽コンクール全国大会金賞
冒頭のやわらかい金管低音と木管の響きの厚さがとても素晴らしいです。
中学生とはとても思えない、大人びた演奏。
今でも十分に通用します。
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