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【和音の秘密】
1.ドミソ→明るい
2.ドミ♭ソ→暗い
3.ドミソシ→おしゃれ
4.ドレミソ→美しい 5.ドミソシ♭レ♯→ジミーヘンドリックス和音
6.ドミ♭ソ♭ラ→火曜サスペンス劇場和音
7.ドミソシレ♯ファ♯→ビックバンド和音
8.ドラミ→ドラえもんの妹

ほんまでっかTVから
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「音程」は、音楽そのもの
音楽を志す者にとって、この「音程(相対的な音の高さ)」と「ピッチ(単音での音の高さ)」の問題は常について回ります。ボーカルだろうが、ギターだろうが、吹奏楽だろうが、音程が不正確だと非常に強い指摘を受け、表現力や音楽性を見る前に門前払いを受けてしまうでしょう。それほど音程とは、音楽の基本要素なのです。音程ピッチを正確に取れない(音を出せない)人は、音痴という不名誉な烙印を押されてしまいます。プロを志す者は当然、アマチュアの私たちも、ピッチ音程に気を張り厳密に演奏しなければならないのです。考えてみれば至極当然のことながら、高さの違う音符を組み合わせて音楽はなっています。音符が一つしかなければ、それはサイレン。高さの同じ音符を並べただけでは、ただの打ち込みリズム。違う音の組み合わせが音楽をつくっているのです。音楽性や、テクニックは二次的要素。その証拠に、カラオケで、いくらいい声で素晴らしい表現力を持っていたとしても、音痴であれば苦笑失笑の的となります。だからこそ正確な機械のようにピッチ、音程に忠実な音を出すために、努力を続けていくのです。





正直にいうと、音程の悪い人は、何を吹いてもダメです。それは、ただの自己満足でしかなく、決して音楽ではないのです。どれだけ速いパッセージ(連符)が吹けようと、豊かな音楽性を持っていようと、関係ないのです。ただの騒音なのです。音程が正確で基礎に忠実に演奏すれば、単純、簡単な曲ですら、聴かせる音楽にできるのです。コラールでも美しい楽曲になります。









なぜ音程が狂うのか?




まず、自分の音程が「正しいのか」「正しくないか」を、判断できるかどうかがポイントになります。



判断できないというひとは、まず音のイメージを持っていない、もしくは非常に曖昧なイメージしか持っていないはずです。





正しい音のイメージを持っているからこそ、「あ、この人音痴だな(歌ヘタだな)!」とか、「あ、今、変なアレンジいれたな!」なんて気づいたりできるのです。自分の中に正しいメロディーラインが備わっている証拠です。音程感をよくするには、この自分の音程センサーを磨くしかないのです。この「おやっ?」と気付く能力をただひたすら鍛えてください。



もちろん、楽器、リードの方に問題がある場合もあります。きちんと掃除や調整などのベストパフォーマンスを発揮できるようにマネジメントしましょう。タンポにガタが来ていたり、割れていたりする場合はきちんと楽器屋さんに見てもらいましょう。オーバーホールするとみるみる正確な音程で吹けることもあります。

















音程をピッタリ合わせる方法





楽器の上手い人は音楽を表現するときに、まず頭の中で、音のイメージを作ります。それから音を出すのですが、これが曖昧だと、出てくる音もグラグラして、音程が不正確になるのです。



正しい音のイメージ、音程のイメージをつかむためには、ハーモニーディレクターやキチンと調律されたピアノ、音の出るアプリに頼りましょう。正しい音程のイメージが感覚的に身についたと思ったら、次は、そのイメージ通りの音を出す練習も並行してやります。正確な音程イメージを、歌ったり、一緒に音を出すことで自分の中に叩き込むのです。ズレがよく分からない場合は録音して聴いてみるとよくわかります。自分で思ったとおりの音が出せるまで続けてください。特に気をつけるポイントは、音の出だしと処理、高い音、長い音に注意しましょう。これらは、非常に耳に残る音なのです。 あとはピッチがずれやすい箇所を小節ごとに反復練習するとよいです。











どうしても音程が悪い、いい音程のイメージが持てないという方は



オクターブ上、または下の音を交互に吹いてみて下さい。(歌ってみてもOK)







オクターブだと音のイメージもつかみやすいと思います。高い音はピッチが低くなり、低い音はピッチが高くなりがちです。自分の耳で、二つの音をよく聞き矯正してみましょう。音から音へ移る時、時間がかからないように気をつけましょう。コツは、高い音と低い音の吹き方を即座にチェンジするように吹く事です。











この音程トレーニングには、スケール練習が非常に効果的です。ドレミファソラシドの音階は、耳に馴染みがあり、多くの人がイメージを持っています。単音で極端にピッチの低い、あるいは高い音があると、初心者でも簡単に違和感を感じます。いわば弱点部分があぶりだされるのです。この練習のコツは一音一音切って吹くのではなく続けてドレミファソラシドを一気に吹き切ってください。そして、慣れてきたらどんどん調を変えてスケールを吹いてみましょう。最初は、慣れない調は、イメージがしにくいかもしれませんが、一音目をベースに等間隔の階段に音を置いて行くような気持ちで丁寧に吹きましょう。色々な調のサウンド感を体に染み込ませるのが理想です。 この全調スケールがストレスなくできるようになったら、その楽器の基本の部分は取得しているといっても過言ではないです。注意するポイントは、実は下降。ほとんどの人は高音の安定を求めて上昇や目立ちやすい跳躍に気を取られがちになるけど、下降が出来てない人がすごく多いんです。
これが安定しないとすごく気持ち悪い歌になってしまうので、疎かにしない方がよろしい。 
 




全調スケールを習得したあとは、さきほどの1オクターブ違う二つの音3音違う音5音違う音を交互に吹き、さらなる音程感を養っていきましょう。実際に全国大会常連の中学校ではチューニングの際、5音の二つの音の往復を吹き、毎日の日課にしていました。こうすることによって、ハモリの際の音程イメージはもちろん、倍音の音程イメージも意識しやすくなります。これらの方法は、特に初心者には特に効果的です。わたしもコンバート(楽器の変更)したての人には必ずこの方法をススメます。カスカスいって全然鳴っていなかった楽器が、短期間で高い音から低い音まで自然に鳴らせるようにメキメキ実力をつけていきます。







最後に、上級者の人でも早いフレーズなどが出てきた時、指回しに必死でついつい、一音一音の音程など忘れがちになります。面倒ですが一音ずつ音を確認して吹いてみて下さい。鍵盤で追いかけてもいいですし、プロの演奏を聞きながらリレーで歌ってみるのもいいでしょう。



目から鱗が落ちたように、スッキリしたフレーズになるはずです。







まとめ




・正しい音程を身につけないと、何を吹いてもうまく吹けない



・常に正しい音程を求め続けること



・ハーモニーディレクター、ピアノ、アプリなどを使って、まず正確な音のイメージをつかむことが重要



・あいまいな音のイメージだと、音程もあいまいになるということ



・音の出だし、処理、高い音、長い音は特に音程に注意する



・「ドレミファソラシド」の音程感を持って全調スケール練習をしよう



・録音して自分の音程感をチェックしよう



・オクターブ上、オクターブ下の音を交互に吹くと、音程感を意識しやすい



・3音、5音の音程の幅を意識しよう



・リズムに気をつけよう!瞬時に音から音へ移ること







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HN:
鈴幕府
性別:
非公開
趣味:
吹奏楽、オーケストラ
自己紹介:
楽器歴はトランペット、ユーフォ、ファゴット、オーボエ、アルトサックス。
オーケストラ、心理学、芸術などの要素を取り入れ、新しく本格的な音楽を作る。また、チームワークを大事に一人一人がもっと輝く、情熱を傾ける、感動するための音楽を目指す。吹奏楽の楽しさを伝えます。
2013/01/20 13:08:15