冒頭の８分音符の音形、ニュアンスをそろえましょう。

３つとも同じ音で「タタタ」と吹いている人と
オクターブ上の音と、下の音で「（タ）タタ」と吹いている人がいますね？

オクターブ上の音を吹いている人は、高い音というだけで目立って聞こえるので
あまりアクセントを意識しなくても大丈夫です。
変にアクセントを意識しすぎて、ぎこちなくなったり、重くなったり
しないようにしてください。


さてその８分音符の群れから飛び出した、２小節目のクラとサックス
超重要です。

この箇所は、曲が始まったばかりの段階で、まだ十分に成熟しておらず
非常に不安定な部分です。

この曲はあなた達から始まります。
あなた達のAアーフタクト（３つの８分音符）でテンポが決まります。
ここでこけたら一大事！

まずはしっかり、１人１人がきちんとした音形で吹けるように！
全員で、音形、ニュアンス、リズムを完璧にあわせましょう！

Cの低音のメロディーは、アーフタクトからしっかりとｆであること！
（Cの前、８分音符３つから）

Dからは、とにかくリズム！
タイを取ったり、休符に音を入れたり、３連符に分割したりして
全員のテンポ感を合わせましょう！
トリルも最初は普通の音符に戻し、発音のタイミングを合わせましょう！

trioは可愛らしいイメージで。
と思ったら突如スペインに行きます。カスタネットを効かせましょう。

Lでｐに落とす事を絶対忘れないように！
最後の２小節は、ｆｆとｍｆの差をハッキリつけましょう。

ダイナミックスと音色の変化にもっと気を配りましょう。
全然曲の雰囲気が違ってきますよ？
これ以上無い程の、愛くるしい、ピッコロマーチを
是非演奏してみてください。

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