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音楽に携わる者は、いい耳をもっていなければなりません。





さすがに、このことは吹奏楽だけにとどまりませんが、

歌であれ、楽器であれ、鍛えられた聴力は、いい演奏するには非常に重要な能力になってくるのは間違いありません。



人間は、自分が作り出した作品を厳しく自己チェックし、さらなる高みを目指すための細かい軌道修正を図るためには「5感」のうちのどれかを使います。





料理人であれば味覚、絵画や陶芸など美術作品を生み出す職人であれば視覚、触覚がそれに当たるでしょう。



不思議なもので、人間の文化的行動は、5感に直結しているものがほとんどです。



この5感をフル活用し、いかに細かい目のセンサーを作るかが、アーティストの実力につながっていくことだと思います。





お話を、音楽に戻します。



もちろん、音楽をする上でその大事な感覚は聴力(耳の良さ)になってきます。





例に出すのも恐縮ですが、かの美空ひばりさんも、超人的な耳を持っておられたそうです。





桑田佳祐さんもひばりさんに関して、同じような趣旨のことをおっしゃっておられたと思いますが、とにかくひばりさんの心に響く歌は

優れた聴力に裏付けされたものだと推察されるのです。





ジャズのカバーなどを聞いてみると如実にわかるのですが、

歌の中でひばりさんの英語が自然に流れていて、

日本人特有の発音とは少し違った感じに聞こえます。









完全にネイティブとまでは言いませんがメロディーに英語がストレスなく乗っている。











つまり、全く異質な言語である異国の歌を歌いこなされているんですね。



音楽性に関して、そして歌詞である英語という言語に関して

普通の人なら見過ごしているような細かいニュアンス、癖、特徴を正確に感じ取り、



自らの感性を乗せて再構築・・・見事に表現してしまう。





生半可なモノマネでは、この領域に達するのは難しいでしょう。











さらにひばりさんは楽譜が読めなくても、一度メロディーを聞くと再現できてしまう、



また、バンドが少しミスをしても顔色変えずに合わせてしまう



・・・など、こういう系のエピソードは尽きません。



それはもちろん類まれなる才能によるパフォーマンスですが、その下地、裏付けとなっているのが天性の耳のよさでしょう。







確かに楽器の上手さは、アウトプットに関する問題・・・

一方の耳の良さはインプットの問題ですが、

この二つの能力は表裏一体で切り離せないものです。









吹奏楽に話を戻しますが、

いい音楽を吸収するときも、ただボーッと聞いていると得るものが少ないです。





ぜひ、本当に全神経を集中させて聞いてみてください。



本当に集中して聞くと曲が終わるとドッと疲れるはずです。



というのも曲を集中して聞く行為は、耳はもちろん脳をフルに使うからです。



実際、どこまで曲を聞き感じそこから学ぶかというのは限界がないのです。





いろいろなことに気づくような聞き方が一番耳を鍛える方法ですが、より具体的に耳を鍛えるポイントをまとめました。







①曲を分解して構造的に捉える。

例えば、メロディーを聞きながらパーカッションを聞く、低音と高音を同時に感じる。





②同じ曲を聴き比べる。

具体的にどこがどう違うのか自分の言葉で指摘してみましょう。

ちなみにこの言語化する練習は指揮者になる人は絶対に必要です。





③響き方を聴く

特にライブの演奏会にいった時は、バンドの音がどのような響き方をするのか気をつけて聞きましょう。

直線的な響きか、包まれるような響きか、硬いか柔らかいかなど





④ピッチ、音程、は音の出だしを厳密に感じる。

言わずもがなという気もしますが。

ハーモニーの少しの揺れや歪みに敏感になりましょう。







これらはあくまでも一例です。



参考にしていただき、自分なりにアレンジしてみてください。




























































音を合わせる(二回目)。

フレーズの頂点。

音楽を表現する。

曲を理解する。

スタミナがない。

前を見よう。

ギャップに人は惹かれる。

指回しのテクニック。

金管楽器。

木管楽器。

合奏の意味。

綺麗な音色、魅力的な音

汚い音はクセになる。

音色を使い分けよう!






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初心者を手っ取り早く育てるにはどうすればいいのでしょう?

この問い自体が、矛盾してるような気がします。

地味な基礎練習をすっ飛ばして、上達するような方法があれば、そちらが王道の練習法になるべきでしょう。そもそも、人間の身体はひとりひとり違いますし、音楽に対する感じ方もひとりひとり違います。なので、同じ楽器を演奏していても、そのアプローチは人と違うところがあって当たり前。

そう、そうなんですが、それでも・・・

それでも最短で楽器がうまくなる方法はないのでしょうか?





「どうしても吹奏楽コンクールで悔いのない演奏をしたい!」
「最後の演奏会でバッチリ決めたい!」
「弱小吹奏楽バンドをどうにかして育てたい!」

「残された時間で、この演奏会を、コンクールを、この曲を、このソロを
どのようにして仕上げたらいいか?」

「残酷なことを言えば、練習に時間をかけたからといって
プロ級の奏者になるとは限らないじゃないか!」




そう思う方は、きっとたくさんいらっしゃるはずです。

考えてみれば、そもそも練習時間なんてものは限られているものです。
みなさんがプロでない方であるならば、学業や仕事と両立して、忙しい中、この練習時間を捻出していることでしょう。

その気持ちはわかります。

実際問題としては、地道な基礎練習以外の近道はなかなか見つからないでしょう。

楽器上達にはそれなりの時間がかかって当然なのかもしれません。


ただ、理論上・・・そんな夢の理屈がないわけでもないと思います。







それは、「楽器が上手い」とはどういうことかを理解すれば、自ずと答えは見えてくるかと思います。

この言葉でイメージがわかなければ、逆から考えてみましょう。


「下手な演奏」とはどんな演奏でしょうか?


例えば、ピッチとリズムさえ合えば、後の要素を全て誤魔化したとしても、音楽にはなります。
飛び抜けて下手には聞こえない。


それと同じように乱暴な言い方をすれば、とにかく楽器に息を入れるように指導することが初心者を手っ取り早く育てる方法でしょうか。

何故かというと、これが初心者にありがちな大きなポイントだからです。

初心者がおちいりがちな、ピッチの問題、音色の問題、発音の問題、安定性の問題・・・


そのほとんどが楽器に十分息が入っていないことが問題だからです。

もちろん乱暴に楽器に息を押し込むだけで終わりではありません。

爆発的に息を楽器に送り込むことができたら、そこから、音色をつくっていけばいいのです。

ブーブーと吹くだけでなく、息を効率よく音に変えられるポイントを探る。

より体に響く息の入れ方を探る。

音量はいらない。響きはいくらでも欲しい。

というより、音量イコール響きの量と考えたい。

1番最初の段階で楽器に息を通さない吹き方をしてしまうと、その奏法に適したアンブシュアや呼吸法、姿勢が身についてしまいます。

それは癖になり、習慣になり、その人の奏法になってしまいます。

そうなると簡単にはもとには戻りません。

大量の息を楽器に送り込むことができれば、あとはコントロール法を覚えていくだけです。

明らかに、息が少ないときよりも楽器のコントロールはしやすいはずです。

息を減らすのは、いつでもできます。
まずは息を使い響きを作ることが重要なのです。







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HN:
鈴幕府
性別:
非公開
趣味:
吹奏楽、オーケストラ
自己紹介:
楽器歴はトランペット、ユーフォ、ファゴット、オーボエ、アルトサックス。
オーケストラ、心理学、芸術などの要素を取り入れ、新しく本格的な音楽を作る。また、チームワークを大事に一人一人がもっと輝く、情熱を傾ける、感動するための音楽を目指す。吹奏楽の楽しさを伝えます。
2013/01/20 13:08:15