忍者ブログ

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。







Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

ピッチが合ってない演奏など、ただの騒音である。
とまでは言わないが、音楽を志す以上避けては通れない課題である。

というより、響きが停滞したり、分離したり、くぐもって発音の割に不明瞭な聞こえ方をするのは、ピッチによるものが大半である。

音の始まりから完璧なピッチで奏でられる一音は、それだけで美しい。
ぶれない奏者の意思とイメージを再現できているのだ。

よって楽器の上手い下手は、最初の一音で判断される。
後で調整しようとしても、もはや遅い。

というより空気振動を互いに邪魔することがなくなり、音が横に広がる。
空気の鳴り場が一つ上になり、響き方が変わる。
結果届きやすい冴えた響きになる。

当然ながらピッチ音程をどこまで正確に捉えられるかがその人の音楽的実力につながる。

とはいえ、このハードルはかなり高い。
取りあえず音を出してからずり上げる奏法が、吹奏楽だけでなく、今やバンド、カラオケのボーカルにも定着している。ぜい肉のつきすぎた、母音がすべて「あ」で終わるような息まき散らし奏法。

すべてが「ぅあああ」という発音、発声のせいで、何を聞いても同じような歌に聞こえる。
情感も歌の性質もすべてをスルーした、量産型歌い手の誕生だ。

こういう人にこそ、今一度出だしのピッチに着目してもらいたい。

不思議なことに、音量をだいぶ落としたとしても、響きは落ちずに、自然に飛ぶ音が出るのだ。
神経質なまでに追及される
ピッチが揃うと音が飛ぶ。

楽器でも声でもいい。
一瞬でピッチを捉える練習をしよう。
一音の鳴る瞬間からピッチを捉えることの難しさを知ろう。
腹式呼吸や、アンブシュアに難あると絶対にできない。




PR





Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...


当たり前のことができていない


・楽譜通りに吹かない

・指揮を見ていない






響きが少ないことから起こる諸問題


・やせた弱音とやかましい強音

・低音の音色がこもって暗い、固い

・高音の音色が明るすぎる、キツイ






不安定に聞こえる要因


・発音ミス

・フレーズがブツ切れでバラバラ

・フレーズの最後で音がしぼんでいく

・音の高低によって音色のムラがありすぎる

・音と音の間にスキマがありすぎる








退屈で魅力のない演奏


・変化に乏しい、面白みのない音楽

・音楽に対する工夫のなさ

・フレーズを意識していない

・その曲のジャンルなど本質を研究していない

・終始重たい吹き方



アンサンブルの乱れ


音の分離

・低音と中音、高音の音色が分離

・伴奏とメロディーの分離

・打楽器と管楽器の音形、スピード感の分離

・木管と金管の音色の分離




音の不明瞭さ

・細かいパッセージが完全に潰れて不明確

・アンサンブルの乱れ

・発音が不明瞭、乱暴

・音の処理に対する意識のなさ

・各楽器配置のバランスの悪さ







Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村

カラオケでとにかく盛り上がる曲教えてくれ




HN:
鈴幕府
性別:
非公開
趣味:
吹奏楽、オーケストラ
自己紹介:
楽器歴はトランペット、ユーフォ、ファゴット、オーボエ、アルトサックス。
オーケストラ、心理学、芸術などの要素を取り入れ、新しく本格的な音楽を作る。また、チームワークを大事に一人一人がもっと輝く、情熱を傾ける、感動するための音楽を目指す。吹奏楽の楽しさを伝えます。
2013/01/20 13:08:15