皆さんは、ストレスのない、きれいな発音のタンギングできますか?
何かが爆発したような乱暴な発音や、歯磨き粉をひねり出すような「にゅっ」
とした不明瞭な発音になってしまう人はいませんか?
タンギングは、舌を離す動きです。
よく発音と同時に舌を付く動きをタンギングだと思ってる人がいます。
お腹からかけている息の圧力を、舌がダムのようにせき止めており
その舌を離すと同時に、息が流れ出すというようなイメージを持ってみてください。
タンギングの練習方法を紹介しておきます。
①まず、いい音でロングトーンをする
②次にロングトーンをしながら一拍づつ「タララララ…」とテヌートっぽく音を切っていく
③さらに息を注ぎこみ「タタタタタ…」としっかり音を切っていく
④慣れてきたら徐々にリズムを上げていく
⑤最後に一拍吹いて一拍休みの繰り返しを吹く「タ タ タ…」
コツは舌の力を抜き、上の歯茎のあたりに舌をつけるように吹くことです。
速いタンギングが要求されるときは
音符のかたまりを一息で吹くようにしましょう。
息は流しっぱなしで、舌だけで息を切っていくイメージです。
まあ速いタンギングはとにかく練習あるのみです。
楽器や、口だけで、落語家のように滑舌よくタンギング練習する事が
上達する1番の近道だと思います。
出来れば毎日でも楽器を吹く、ウォーミングアップのつもりで
練習しましょう!
タンギングといえば、ダブルタンギング(tu,ku,tu,ku)
トリプルタンギング(tu,ku,tu,tu,ku,tu)(tu,tu,ku,tu,tu,ku)があります。
クラリネット、オーボエはあまり使いませんが、これらの速いパッセージの
タンギングは、しっかり音と音の間を切るように練習してください。
料理の下手な人が切ったきゅうりの漬物のように、一見切れているように
見えて全部つながっている。
そんなモゴモゴしたフレーズにならないように、これらのタンギングは
練習が必要だと思います。
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