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日本で一番スゴイ吹奏楽バンドはどこだろう?全日本吹奏楽コンクール全国大会出場バンドを、金賞の数で数値化してみた。

順位 団体名(高校) 全国大会出場数 金賞受賞数(確率)
1 大阪府立淀川工業高等学校 34 25 (73.5%)
2 天理高等学校 35 22 (62.8%)
3 習志野市立習志野高等学校 27 20 (74.0%)
4 東海大学付属第四高等学校 31 16 (51.6%)
4 埼玉栄高等学校 22 16 (72.7%)
6 愛知工業大学名電高等学校 36 15 (41.6%)
7 常総学院高等学校 17 14 (82.3%)
8 福岡工業大学附属高等学校 27 13 (48.1%)
9 柏市立柏高等学校 24 12 (50.0%)
10 北海道札幌白石高等学校 20 11 (55.0%)
10 埼玉県立伊奈学園総合高等学校 15 11 (73.3%)








やはり、全国大会常連組は聞いたことのある有名校ばかりだ。おそらくこれらの団体は、今後も着実に全国大会金賞を獲得していくだろう。結果だけ見たら、たとえ奏者が変わっても、その強豪校のDNAは相当強いと言わざるを得ないからだ。強豪校にはいったい何があるのか?

優秀なカリスマ指導者だろうか?


しかし、指導者の影響は少なくないものの、何から何まで指導者が作り上げるのはかえってうまくいかないという。
金沢市立浅野川中学校の田中一宏氏は「カリスマ指導者は必要ない」と言い、あの、笑ってこらえてでおなじみの、大阪府立淀川工科高等学校の丸谷明夫氏でさえも「引っ張っていくのではなく、一緒に走りたい」と生徒協調型のスタンスをとっているそうだ。
あくまで生徒主体で、実力を発揮する仕組みができていないと結果はついてこない。指導者の空回りに終わり、音楽は空中分解するだろう。指導者の力は、大きいが全てではないのだ。


では、抜群の練習環境か、
完璧な生徒たちの自治力か、
指導力に長けた先輩OBたちの多さか、
バンドのモチベーションを維持する何かがあるのか?
ちょっとだけ練習量が多かったり(全寮制で豊富な練習時間が確保できるなど)、ちょっとだけ豊富な資金でいい楽器を買ってもらっていたり、ちょっとだけ部員数が多くてうまい人を選出できたり・・・はあるかもしれないが、これも決定的な要因ではない。


おそらく、秘伝のような特別なことはあまりないと思う。結局はどこの学校もロングトーンをし、スケール練習をし、合奏をし、顧問の先生に怒られ・・・みたいなことをしているのだ。大きな違いがあるとすれば、生徒たちの音楽に対する考えかただけだ。
確かに、強豪校の生徒たちはみな意識が高く、合奏までにめんどくさい一連のことをすべて終わらせてしまうようにする。自主的に音楽を作り上げる気持ちが強いのだ。縦のズレ横のズレも自分たちで気づき自分たちで修正する。効率のよい練習を日々積極的に考えたりする。ささいなことだが、これがいちばん音に現れてしまうのだ。


「生徒の力、音楽の力に頼ってしまえばいい」

東京都立片倉高等学校の馬場正英氏もこう言っている。たとえば、30人が一日1個自分たちのマズイところを見つける。これを10日繰り返せば、バンド全体で300個のマズイところに気が付けることになる。残念だが顧問ひとりが必死に指導して欠点をあぶり出すより、こちらのほうがはるかに効率性がよい。東海大学付属第四高等学校の井田重芳先生は「セオリーにもとづいた音楽の美しさ」が重要だという。

論より証拠というわけで、全日本吹奏楽コンクール全国大会出場のバンドの演奏を聴いてみよう。どこをどう聴けばいいのか?なんて言ってはいけない。心配しなくても一音目から全国レベルの音だ。魂をこめる最初の一音。さすが、数多の強豪を打ち破った演奏にはそれなりの説得力がある。「高校生のクラブ活動」ということなど、一瞬で忘れさせるその腕!観客に容赦なく浴びせかける透き通った音の圧力、制御され管理尽くされた一糸乱れぬ音の爆発、圧倒的臨場感で音の異世界に連れ込まれる。うっとり?鳥肌の立つような昇華されたサウンド。よかった、こんな演奏を生で聴けて、吹奏楽に関わってよかった、全てに感謝だ。しかし、ここまでの演奏をするためにはどれほどの犠牲を払ったのか?血のにじむような練習、これまで楽器と向き合ってきた膨大な時間、押しつぶされそうなプレッシャー、一音に笑い一音に泣く無情なほどの実力主義、つぶし合い、・・・それらの引き換えに彼らは、彼女らは、この全国大会のステージでパフォーマンスを許された。まさに、吹奏楽に関わる者たちの頂点に立つ、この震えるほどの名誉、栄冠である。その絶対的頂点の演奏を見に来た、堪能しに来た数多の観客のために、超ド級の感動を伝える最高のパフォーマンスをする。感動がそこに・・・これだから吹奏楽はやめられない。
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①ハイトーンだけを練習しても、一生ハイトーンは出ない







ハイトーンを単発の練習ではうまく出せたのに、1曲通して演奏すると、うまく出せなかった経験はないだろうか?





おそらくハイトーンを出せたときは唇を締め付け、アンブシュアを狭く、息のスピードを限界まで上げるのを基本フォームとして確立した吹き方になっていたと思う。



残念だが、この吹き方は実際の曲ではまったく使えないことが多い。





これは練習で身につけた吹き方と、普段吹いている吹き方が違うのが原因だ。





もっと具体的に言うと、その音は低音域の吹き方と根本的に別モノなのだ。



なぜなら低音と高音はつながっているからだ。









本当のことをいうと高い音を出せない人は、低い音も本当はうまく出せていない。











ためしに「高い音」と、「一オクターブ低い音」を交互にスラーもしくはテヌートで吹いてみよう。





うまくつながっただろうか?



高い音から低い音に降りてくるときに違和感がなかっただろうか?



高い音の方が音質がペラペラになっていないだろうか?



吹き方やアンブシュアが不自然に変わっていないだろうか?











確かに低い音に重心を置きすぎると、高い音が出しにくくなる傾向にはなる。



木管楽器の場合でも、高音を出しやすいリードは、低音域では頼りないリードだったりする場合が多い。





木管楽器にしても金管楽器にしても、高音域から低音域までだいたいカバーする、ほどほどのところがベターなのだ。



必ず楽器にとってふさわしいポイントが存在する。



全音域をまんべんなく狙える吹き方をめざそう。









②喉の形は「HO」、金管楽器はマウスピースもこだわろう



音が高くなるにしたがって、自然と口の形は「O」から「I」に、口はマウスピースに押し付けるように吹きがちだ。



極力お腹の支えで安定させ、これらのクセを解消させよう。









③遠い距離で人と話す習慣をつける

遠い距離で話す習慣が身につくと自然に腹式呼吸が身につき、よく通る声(音)が出せるようになる。



また、そのようなイメージを持つことで遠くに音が届くよう、体の方が勝手にチューニングされていく



近くにボールを投げるとき、遠くにボールを投げるとき・・・

当然筋肉の使い方は変わってくる。



これが声や楽器の場合息の使い方が変わってくる。







④最高音でも力まない 発音時の構えを除去する

力みを減らせば減らすほど、息漏れが減り、息は音に変わる。

お腹の支えを意識しながら、無駄な力を抜く「体の省エネ化」を図ろう









⑤極意は「脱力以外何もせずに待つこと」



高音を出す妨げになっているのが、体の構えや抵抗



それを丁寧に取り除いていき、素直な発音を心がける





⑥トレーニングを一度にやっても、全く効果はない



トレーニングは量ではない。



長く続けることが効果的だ。







⑦最終
目標は抵抗値をゼロにすること






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HN:
鈴幕府
性別:
非公開
趣味:
吹奏楽、オーケストラ
自己紹介:
楽器歴はトランペット、ユーフォ、ファゴット、オーボエ、アルトサックス。
オーケストラ、心理学、芸術などの要素を取り入れ、新しく本格的な音楽を作る。また、チームワークを大事に一人一人がもっと輝く、情熱を傾ける、感動するための音楽を目指す。吹奏楽の楽しさを伝えます。
2013/01/20 13:08:15