2014/02/09 17:10:39
課題曲攻略法
課題曲選びは慎重に!「好きな曲」よりも「自分たちの良さが伝わる曲」
5つの課題曲のうち、バンドの特性に合った曲を選ぼう。
好きな曲は確かにモチベーションは上がる。何度も繰り返す練習で高い集中力を維持できるのではないか?
そう考える人は多いだろう。
しかし、結果的に、何度も繰り返していくうちに、好きだったフレーズは新鮮味が薄れ、何度練習しても出来ない箇所に憎らしさを覚え、結局本番にはほとんど魅力が残らないことも多い。
逆に、初めはそこまで好きではなかった曲も、数をこなしていくうちに愛着がわき、魅力を発見できることもある。
何が言いたいかというと、どちらを選んでも、結果的にモチベーションに大きな変化はないのだ。
そんなことよりも、注意しなければいけないのが「バランス」だ。
数多の吹奏楽バンドでは、よほど大きな団体以外は構成メンバーが偏っていることがある。
単純に人数だけの問題ではなく、腕の立つ奏者が、トランペットの方に多く、トロンボーンは音が小さめであるなど、木管と金管のバランス、高音と低音のバランス、打楽器とのバランスが非常に多種多様なのだ。
ということは、そのバンドが持つ潜在的なリスクやメリットがそれぞれ違うことも推察できる。
さらに、バンドとして今まで似たような曲を演奏しているかどうかといった要素もある。
曲の選択は、バンドのことをよく知っていなければできないのだ。
冒頭部分は絶対に決めろ!
鉄則中の鉄則
というよりも、冒頭を完璧に決めてからが本当の勝負。
「金賞」か「その他の賞」か、8割がこの瞬間に決まるといっても過言ではない。
できないのなら少数の奏者で吹くファンファーレやソリ、ソロで始まるような曲は避けよう。
自信がないなら、大人数で一斉に吹く雑多な曲にした方が無難。
これは逃げではなく、戦略だ。
勝負をかける場所が違うのだ。
もし、それでも挑戦したいというのなら、徹底的に該当楽器で練習を積み、いくつもの本番を踏ませ、鍛え上げなければならない。
ピッチが透き通るまで、演奏者のリストラをする
厳しいようだが、コンクールに妥協は禁物。
あくまで少数精鋭で行くべき。
この方法は、少なからず奏者の感情をかき乱す。
が、やはりノイズのないクリアなサウンドを目の当たりにしたら、未熟な奏者は納得せざるを得ないのだ。
「このままではいけない」と、強く意識させることが、本人にとってもバンドにとっても大事なのだ。
もちろん、きちんとピッチを合わせられるようになったなら、指揮者やパートリーダーの判断でどんどん演奏者を増やしていこう。万全のサポートと、敗者復活の道は、整えてあげよう。
最悪、本番では1小説だけの演奏でもいいのだ。あせらず、妥協せず問題点の解消につとめよう。
独自性は出さなくてもよい!むしろ弱点を増やす愚行になりえる
独自性を出すのは、標準演奏をマスターしてからの遊びだ。
本来そんなものは必要ない。
独自性を出すのは、初心者でもできるのだ。
そもそもの前提として、曲は楽譜の指示どおりに演奏しなければならない。
確かに楽譜が指示していない部分は、奏者のセンスにゆだねられるが、まったくの自由な演奏を許されているわけではない。
ピッチ、音質、発音などの楽典に基づいた基礎要素が乱れていては、いい音楽とはいえない。
課題曲選びは慎重に!「好きな曲」よりも「自分たちの良さが伝わる曲」
5つの課題曲のうち、バンドの特性に合った曲を選ぼう。
好きな曲は確かにモチベーションは上がる。何度も繰り返す練習で高い集中力を維持できるのではないか?
そう考える人は多いだろう。
しかし、結果的に、何度も繰り返していくうちに、好きだったフレーズは新鮮味が薄れ、何度練習しても出来ない箇所に憎らしさを覚え、結局本番にはほとんど魅力が残らないことも多い。
逆に、初めはそこまで好きではなかった曲も、数をこなしていくうちに愛着がわき、魅力を発見できることもある。
何が言いたいかというと、どちらを選んでも、結果的にモチベーションに大きな変化はないのだ。
そんなことよりも、注意しなければいけないのが「バランス」だ。
数多の吹奏楽バンドでは、よほど大きな団体以外は構成メンバーが偏っていることがある。
単純に人数だけの問題ではなく、腕の立つ奏者が、トランペットの方に多く、トロンボーンは音が小さめであるなど、木管と金管のバランス、高音と低音のバランス、打楽器とのバランスが非常に多種多様なのだ。
ということは、そのバンドが持つ潜在的なリスクやメリットがそれぞれ違うことも推察できる。
さらに、バンドとして今まで似たような曲を演奏しているかどうかといった要素もある。
曲の選択は、バンドのことをよく知っていなければできないのだ。
冒頭部分は絶対に決めろ!
鉄則中の鉄則
というよりも、冒頭を完璧に決めてからが本当の勝負。
「金賞」か「その他の賞」か、8割がこの瞬間に決まるといっても過言ではない。
できないのなら少数の奏者で吹くファンファーレやソリ、ソロで始まるような曲は避けよう。
自信がないなら、大人数で一斉に吹く雑多な曲にした方が無難。
これは逃げではなく、戦略だ。
勝負をかける場所が違うのだ。
もし、それでも挑戦したいというのなら、徹底的に該当楽器で練習を積み、いくつもの本番を踏ませ、鍛え上げなければならない。
ピッチが透き通るまで、演奏者のリストラをする
厳しいようだが、コンクールに妥協は禁物。
あくまで少数精鋭で行くべき。
この方法は、少なからず奏者の感情をかき乱す。
が、やはりノイズのないクリアなサウンドを目の当たりにしたら、未熟な奏者は納得せざるを得ないのだ。
「このままではいけない」と、強く意識させることが、本人にとってもバンドにとっても大事なのだ。
もちろん、きちんとピッチを合わせられるようになったなら、指揮者やパートリーダーの判断でどんどん演奏者を増やしていこう。万全のサポートと、敗者復活の道は、整えてあげよう。
最悪、本番では1小説だけの演奏でもいいのだ。あせらず、妥協せず問題点の解消につとめよう。
独自性は出さなくてもよい!むしろ弱点を増やす愚行になりえる
独自性を出すのは、標準演奏をマスターしてからの遊びだ。
本来そんなものは必要ない。
独自性を出すのは、初心者でもできるのだ。
そもそもの前提として、曲は楽譜の指示どおりに演奏しなければならない。
確かに楽譜が指示していない部分は、奏者のセンスにゆだねられるが、まったくの自由な演奏を許されているわけではない。
ピッチ、音質、発音などの楽典に基づいた基礎要素が乱れていては、いい音楽とはいえない。
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