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聴力をほとんど失ってしまったベートーヴェンは、最後まで、自分自身の声は聴くことができたそうです。聴力はどうしても加齢とともに低下していきます。でも、耳が遠くなっても、自分自身の歌声は、最後まで心に響き続けます。


自分の歌は、最後まで残る楽器なのです。

メロディを声に出して歌うということは、実は、プロの音楽家にとっても、洋の東西を問わず、普遍的に大切なトレーニングなのです。
これはいかんなぁと思う学生には、「ちょっと、いまのところ、声に出して歌ってごらん」とレッスンしていました。そうすると、だいたいが、しどろもどろになって歌えない。


楽器だけをテクニックだけで吹き散らす癖をつけてしまうと、演奏者は伸び悩んでしまう。
自分の内側に確かな音楽がなくても、吹くだけなら、とりあえず音は出るので誤魔化せてしまいます。でも、歌は誤魔化せません。


つまり、ただただ楽器練習ばかりをしていても、音感はなかなか育ちません。また、歌を歌っているからといって音感が優れているというわけでもありません。音感は理論と実践を併用して、初めて向上していくものだからです。
歌の表現力をつけたい人は、普段から、犬の声でもいいですから、何かのモノマネをしてみる癖をつけるとよいでしょう。
自分で歌うことができなければ、音楽に魂がこもらない。固有の歌がなければ、たとえ楽器は鳴っていても、ただの「音出し」にしかなりません。


音楽理論をまったく知らない人には、実は大変な弱点があります。「間違い」がはっきりとは、わからないのです。読んだり聴いたりして、何となくおかしいな、とは思っていても、どこがどうおかしいのか指摘ができません。
人間は、「意識しなければ気づかない」ことに囲まれています。音感のトレーニングとは、自分の周囲の世界が、いかにいろいろな音程に囲まれているかを気づくためのトレーニングでもあるわけです。

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音楽表現には限りがない。
与えられた条件のもとで、自分たちらしい音とは何か考えよう。


同じ曲であっても歌い手によって、歌の印象が変わるのはみなさんも実感するのではないか?

この効果を及ぼす原因のひとつは音色だ。

音色のON、OFFで、音楽の感触は明らかに変わる。
これは全く音楽経験がない者でも影響されるのだ。

実は、ドラマや映画の効果音は、この効果を使っている。

怖いBGMはなぜ怖いのか?
感動的なシーンでBGMはどのような効果を及ぼしているか?

この仕掛けは、人を魅了する音楽づくりのヒントになる。

出たとこ勝負の音楽では、面白くない。

倍音構成を工夫すれば、音色なんてまったく違うものになる。

明るい音色に切ない音色をたくみに盛り込めば、楽しいマーチも奥行きが出る。


音色にクローズアップして遊んでみよう。





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カラオケでとにかく盛り上がる曲教えてくれ




HN:
鈴幕府
性別:
非公開
趣味:
吹奏楽、オーケストラ
自己紹介:
楽器歴はトランペット、ユーフォ、ファゴット、オーボエ、アルトサックス。
オーケストラ、心理学、芸術などの要素を取り入れ、新しく本格的な音楽を作る。また、チームワークを大事に一人一人がもっと輝く、情熱を傾ける、感動するための音楽を目指す。吹奏楽の楽しさを伝えます。
2013/01/20 13:08:15