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リズムというものは奥が深いです。

少しリズムをいじるだけで曲のイメージが、全く違うものになるのですから。



ムソルグスキーの「展覧会の絵」という有名な曲があります。

なにしろ有名な曲ですのでたくさんCDも出ているのですが、過去に他を圧倒する「展覧会の絵」のCDを聞いた事があります。



その「展覧会の絵」を最初に聞いた時は、なんだか少しテンポが遅いような

気がする…とはじめのうちはそう思っていました。

しかし、最後の「キエフの大門」という曲を聞いた時、その迫力に圧倒されました。

まるで象が一歩一歩、進んでいるような力強く雄大な演奏だったのです。

そうか、今までのテンポ設定は、この布石だったのか!とその時あらためて

気付いたのです。



リズムというものは奥が深いです。



さて、みなさんリズム感はいいですか?

テンポが途中で早くなってしまったり、遅くなったりしてしまう人は

もっと裏拍や、細かい音符(8分音符、16分音符)を意識しましょう。



「くまんばちの飛行」のような恐ろしく速い曲から、

「新世界」のようなゆったりした曲まで、すべて細かい音符を感じて吹くクセをつけてみましょう。



フレーズを、細かい音符に分割して吹く練習も効果的です。



また奏法の問題として、楽器には抵抗があり、息を出してから完全に音が出来上がるまでに少しの時間差があります。



メトロノ-ムの音を聞いてから入っては、自分では合ってるつもりでも、遅れて聞こえてしまいます。



メトロノームの「カチッ!」という音を全て覆い隠すように、音の鳴るポイントを、少し前に持ってきてください。



理想は、最初から安定した鳴りきった音で吹くことですが

最初のうちは、メトロノームの音の、わずかに前に引っ掛けるようなイメージで吹いてみてください。



その際、テンポは走らないように十分注意してください。



次に、メトロノームに合わせようとするあまり

押し付けがましいリズムで硬く吹いてしまう人がいます。




そういう人は、テンポに忠実に吹こうとすると、平坦なぼう吹きになります。

逆に、フレーズを歌おうとすると、リズムが甘くなったり

長い音符が長くなり、全体的に演歌のような歌い方になります。



テンポを厳格に守った上で、よく歌えるようになりましょう!



例えば、ゆったりと歌うフレーズなどで「ター!ラー!ラー!ー!ラー!」と、まるで拍を数えているように吹いてしまっては、美しいフレーズに聞こえてきません。



こういう所は、十分に柔らかく吹くべきです。

十分にフレーズを歌い、「ティーラーリーーラー」と行きましょう。



しかし、リズムを計ってみると、ピッタリ合ってるという状態です。

難しいですが、そういうイメージを持ってみてください。



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HN:
鈴幕府
性別:
非公開
趣味:
吹奏楽、オーケストラ
自己紹介:
楽器歴はトランペット、ユーフォ、ファゴット、オーボエ、アルトサックス。
オーケストラ、心理学、芸術などの要素を取り入れ、新しく本格的な音楽を作る。また、チームワークを大事に一人一人がもっと輝く、情熱を傾ける、感動するための音楽を目指す。吹奏楽の楽しさを伝えます。
2013/01/20 13:08:15